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知っておきたい、不妊の原因とは?

知っておきたい、不妊の原因とは?

不妊の原因は、女性だけでなく男性側に原因がある場合も少なくありません。

不妊治療を検討されている方や不妊治療中の方は、不妊の原因をきちんと把握しておくことが大切です。

男性側に考えられる不妊原因

▼ インポテンツ(ED)

充分な勃起や維持ができないため、膣内射精が困難となってしまう障害です。インポテンツには一次性と二次性があり、一次性は下垂体機能低下症などの先天的なもので、二次性は加齢や動脈硬化、糖尿病、心因性などが原因である時期からインポテンツになる場合があります。

▼ 無精子症

精液に受精可能な精子が見られない状態を無精子症と呼びます。無精子症には非閉塞性・閉塞性の2種類あり、非閉塞性は精巣内で精子がほとんど作られていない状態を指します。閉塞性は精子が精巣で作られていますが、精子の通り道がなんらかの理由で塞がっている状態を指します。

インポテンツ(ED)や無精子症などの障害は、元々の体質だけではなく疾病や過度なストレス、不規則な生活などの要因によって引き起こされることもあります。そのため、男性の機能障害は原因の究明・治療によっては、パートナーが妊娠できる可能性が充分あります。

女性側に考えられる不妊原因

▼ 女性器官機能の問題

女性側に考えられる不妊原因

感染症などによって卵管が閉じたり、ストレスや無理なダイエットで排卵が行われず無月経になったりといった器官機能の低下は、不妊の大きな原因です。

また、近年の晩婚化によって一般的に認識され始めた「原始卵胞(卵子の元となる細胞)の減少・老年化」もまた、不妊の要因として挙げられます。女性は原始卵胞を約200万個持って生まれ、これらは新しく産生されることなくどんどん減り続けていき、思春期には20万個程度まで減少します。原始卵胞は減少とともに歳を取っていきますので、原始卵胞が老化することで染色体異常の発生確率が上がり、それが不妊の原因となることも考えられます。

その他に考えられるのは、「子宮の後屈」が着床を難しくしているケースです。そのため、子宮内膜症やひどい生理痛のある方は、後屈の可能性も視野に入れることをおすすめします。

▼ 免疫の問題

免疫異常によって精子を異物だと認識してしまうことで起こる不妊もあります。身体が精子を病原菌だと判断し精子の働きを妨げる抗体(抗精子抗体)が卵管・頸管内で作られると、子宮や卵子まで精子が届かず受精ができなくなってしまいます。

▼ 身体の冷え

「不妊の原因がわからない」という方は、冷え性を抱えていませんか?体温を上げることは妊娠だけでなく、健康維持にもつながる「健康の基盤」です。決して大げさなことではなく、特に妊娠を希望する方にはまず考えていただきたい問題です。妊娠した後の冷えに気をつける方は多いですが、妊娠を希望する方や不妊治療を行う方にとっても、身体を温めることは安全な妊娠や妊婦生活、出産への大きな一歩です。

▼ ホルモンバランス

健全な受精、着床にはホルモンの正常な働きが重要です。そもそも生理周期は脳下垂体から「FSH」という卵胞刺激ホルモンと、黄体ホルモン「LH」が分泌することで始まります。しかし、これらのバランスが崩れるとホルモンが卵巣まで充分届かず、卵胞の発育低下を起きて不妊の原因となってしまうのです。

世田谷区周辺で不妊治療と合わせて妊娠しやすい身体づくりをお考えの方は、世田谷区宮坂にある当院までご相談ください。当院では、不妊の原因となる身体の不調を根本から見直し、妊娠しやすい身体づくりを目指します。その他にも、後屈の矯正や生理不順子宮筋腫、花粉症・不眠症などのご相談も承っております。施術内容や料金に関するご質問などもお気軽にお問い合わせください。